【Samurai Baroque Project】Vol.01『テレマンの宴』を終えて
ありがとうございました。
今回は全ての楽曲が表現力を必要とし今までにない編成、しかも自分の中にないリズム感、そして、「f-moll」。
リハーサルでは難儀しましたが、
本番でそれが、正しく表現され、観客も宴の中の「哀しみ」に引き込み最後の「パリ四重奏曲」ではセーヌ河のほとりに一人佇み時代の戦争やペストなど深い深層心理から押し寄せてくる「不安」「不安定音」をバロック音楽で表現ができるようになった「不協和音」の旋律で音の波形と船が進む時の川の波紋と重なり人々の心に共感の振動を与える曲でしたが、
見事に皆様表現しきっていただきまして本当に感謝しています。
感動で涙いたしました。
バロックはゆがんだ真珠ともいわれますが、4人それぞれの個性を思う存分引き出した縦笛侍Lyuta Ito☆【Samurai Baroque Project】の旗揚げに最もふさわしいレベルの高いコンサートでございました。
感謝申し上げます。
厚光
縦笛侍 伊藤粒太氏はトークも面白く勉強になったというお声もいただきました。
タレント性もあるようだ。
バロック時代と現代は類似している。
戦争・疫病・宗教革命や化学革命など時代の転換期で人間精神の変化と社会的な情勢の変化を受けて不安定さの中にもフランス革命による近世的な人間性へ民衆がめざめ個人が主体として個人の力で一人一人の人間が確立されはじめ個性輝く時代への過渡期であった。バロック時代前のルネサンス時代は宗教曲が多く神を讃える厳かなギリシャ・ローマ的な旋律で不協和音は禁止されていたが、バロック時代に入り民衆の一人一人個人の持つ力を発揮する表現方法なる音楽「不協和音」を使用することが少しずつ許可された。音楽は教会だけのものではなく、民衆の生きる個人の人生ドラマの感情や娯楽に流行してきた。後オペラに繋がる。
このバロック時代の音楽が現在親しんでいる音楽のさまざまな要素がこの時代にほとんど登場しはじめた」といっても過言ではないのだ。
会場にあるスタインウェイグランドピアノを客席に逃し1階と2階席でご鑑賞いただきました。
満席になり心から御礼申し上げます。
映っています♪
因みに私は、このモニター画像を写してから会場に一礼して2階席満員のお客様の中を御礼しながら入り上手後方
前例席にて本番のコンサート写真を
カメラ2台でズームレンズと広角レンズで撮影していました。
お客様の中には車椅子でお越しのお客様もおりとても嬉しかったです。
5月15日(水)開演14:00
京成本線 「青砥」駅下車徒歩5分
縦笛侍伊藤粒太氏のホームグラウンドでもあります。
どうぞ宜しくお願いいたします。
心からご来場をお待ち申し上げます。
コンサートでは客席から思わず「ぶらあぼ」!というお声も飛びました!
それではアンコール曲をお届けいたします。
Telemann Fantasia No.7 "Presto" arranged by Lyuta Ito